美ワキを目指す3人の乙女で脇の黒ずみの改善ケアについてああでもないこうでもないと話し込んでいるうちに、美容皮膚科やクリニックや美容外科で手術とかで除去できるとしたらどうする?という話になりました。

脇の黒ずみを除去するために行くのは皮膚科?美容皮膚科?

皮膚科と美容皮膚科ってどう違うの?

美容皮膚科を頼ったことがなかった私達は、皮膚科と美容皮膚科の違いもよくわからず…。良い機会なので、違いを筆頭に、自分達が美容皮膚科で脇の黒ずみを治すつもりであれこれ調べました。
ちなみに、調べる前の美容皮膚科のイメージは、

A子「皮膚のプロが皮膚科で美容のプロが美容皮膚科?でもどっちも皮膚科だから…?」

B美「手術で脇の黒ずみを取ってくれそう。でもどんな手術かはあんまりイメージできない」

C菜「美容ってついても皮膚科だから保険効くよね?手術はなんか高そう」

と、こんな感じでした。

違いは簡単に言うと綺麗に直せる範囲の違い

調べてわかったことは、まず、どちらでも脇の黒ずみの治療は可能ということ。ただ、よりキレイに治せるのは美容皮膚科のほうです。というのも、どちらも皮膚科でも治療内容が異なるんです。
皮膚科は保険の効く範囲内での治療が中心になります。また、保険とは日常生活に支障をきたすケガや病気に適用されるものですから、美ワキにしたいという目的では美容目的イコール保険が効かないか、満足いくまで治療することはできずにある程度までしか薄くできないか、どちらかです。

それと、近所の皮膚科に足を運んで「保険が効かなくてもいいからとにかく脇の黒ずみに効く治療を受けさせてください」とお願いしたとしますよね。おそらく、受けられません。レーザー機器などの器具や設備が整っていないからです。

対して、美容皮膚科は美容目的の治療も可能なのが皮膚科との大きな違いで、保険が効かないとしても黒ずみの完全除去を目指せます。施術メニューに脇の黒ずみを提示しているところも多く、せっかく足を運んだのに器具や設備の問題で断られるということがありません。

ちなみに、美容皮膚科ではなくクリニックや美容外科という名称だったとしても皮膚科よりは美容皮膚科寄りなので、施術を受けられるところを探す際の参考にしてください。

皮膚科でできる脇の黒ずみ治療は手術ではなく塗り薬が中心

皮膚科でできる治療とは

脇の黒ずみの治療内容の違いについて説明します。まずは、皮膚科のほうから。
保険が効く黒ずみ治療とは具体的にはどんな治療なのかというと、塗り薬を用いる治療です。飲み薬が処方されることもあります。

ハイドロキノンは強力。だからこそ病院で。

塗り薬として処方されるのは、ハイドロキノン。化粧品に配合されることもある美白成分なので名前に聞き覚えがあるのではないでしょうか。強過ぎるくらい強い美白効果を持っているということについても聞いたことがある人もいるかもですね。
還元作用と言って、メラニン色素の色そのものを薄くしていく美白成分はハイドロキノンくらいのもので(ビタミンC誘導体にも還元作用がありますがハイドロキノンには及びません)、日本では濃度5パーセントが上限になっています。が、上限ギリギリまで配合している化粧品は存在せず、どんなに高配合でも4パーセント止まりです。高い配合をうたっている商品でないなら良くて2~3パーセント、1パーセント未満という物も少なくありません。

ところが、病院であれば脇の黒ずみ改善目的で5パーセント濃度のハイドロキノンを処方することが可能です。さらに、ハイドロキノンの効果を引き出すトレチノインという薬をセットで処方してもらえます。
飲み薬の場合、トラネキサム酸を錠剤にしたトランサミンや、ビタミンC、ビタミンBやEなど、肌の調子を整えてターンオーバーが正常に行われるようにサポートする効果を持つ物が処方されます。塗り薬オンリーになるか飲み薬も処方されるかは、皮膚科の医師次第です。

美容皮膚科での脇の黒ずみ治療はもっと本格的

本格治療ができる美容皮膚科

ハイドロキノンとトレチノイン、そして、飲み薬は美容皮膚科だと処方してもらえないというわけではなく、普通に処方されます。さらに、もっと本格的な脇の黒ずみ治療に取り組めるのが美容皮膚科のすごいところです。
例えば、レーザー治療。レーザーと呼ばれる光を照射することで何らかの効果を得るという治療で、くわしい内容については後述しますが、脇の黒ずみ治療を可能とするレーザー機器は一般的な皮膚科にはまず置いていません。

ケミカルピーリングの濃度がプロのレベル

それから、ケミカルピーリング。市販のピーリング剤は素人が扱えるように、要は誰が使ってもケガなどしないように作られているので、ピーリング成分が低配合か、ピーリング効果がマイルドになっています。そういうピーリングとは段違いなのがケミカルピーリングです。市販のピーリングで溶かせるのが薄皮1枚だとしたらケミカルピーリングならがっつり1枚は溶かしてるんじゃないの?というレベルです。

保険が効かないかもしれないのでわからない場合はたずねてみよう

美容皮膚科は保険が効かないような脇の黒ずみ治療を受けられるというだけなのですべてにおいて保険が効かないわけではなく、処方薬のような保険が効く範囲の物事であれば保険が効きます。どういう施術だと保険が効かなくて、保険が効かないといくらくらいかかるのか、説明があるはずです。が、まれに説明してくれない美容皮膚科もあるので、わからないことは自分からガンガン質問しましょう。

脇の黒ずみを治すハイドロキノンとトレチノインって?

ハイドロキノンって結局なに?

脇の黒ずみ治療に使われるハイドロキノンとトレチノインについてさらっと触れましたが、もっと掘り下げていきます。
ハイドロキノンは、最強と言っても過言ではないほどの美白成分です。真っ黒になってしまった汚ワキでも美ワキになれるくらい強い美白成分なのです。

ただ、強過ぎる薬は毒と一緒です。実際、ハイドロキノンには「肌の漂白剤」などという笑えない別名があります。まあ、この別名は、どんな風に使っても漂泊されたみたいになるという意味ではなく、副作用で本来の肌色より白くなってしまうことがあるということなんですが。

実は美白ではないハイドロキノン

そもそもですね、つい美白美白と言ってしまいますけど、美白って肌を白くするケアじゃないんです。本来の色より黒くなってしまった肌をもとの色に戻すケアのことなんです。だから、まさに脇などの黒ずみを薄くするケアのことなんですけども、美白ケアが重要とはいえ漂白するのはやり過ぎです、もちろん。
でも、それくらいのパワーを持つ成分を使わないと改善できない黒ずみも存在するわけじゃないですか。脇が真っ黒で悩んでいる乙女は私達以外にもきっといるわけで。

低配合でないハイドロキノンは救世主

そういう悩める乙女達の救世主になる美白成分がハイドロキノンなので、市販されている低配合の物ではなく病院で処方される高配合の物を医師から説明を受けた上で使えば、脇の黒ずみを改善できても漂白するようなことは起こりません。
トレチノインについては、これまた市販だと低配合の物しかない物で、ニキビや毛穴やシワに効く成分です。市販品ではレチノールという名前になっています。ターンオーバーをうながす効果があり、黒ずみの正体であるメラニン色素の排出をうながすことに繋がるのですが、

・皮膚が赤くなる炎症
・炎症による色素沈着
・ターンオーバーを促進するがゆえの皮むけ

などを引き起こすリスクを持っています。もっとも、ハイドロキノンと併用すれば色素沈着は防げますし、セットで処方されることが多いです。

脇の黒ずみ用ハイドロキノンは美容皮膚科じゃないとダメ?

ハイドロキノンを処方してもらうときは美容皮膚科がベスト?

脇の黒ずみ治療目的でハイドロキノンを使ってみたいだけなら、美容皮膚科でないと絶対に処方してもらえない薬ではないので、皮膚科へ行って処方してもらうのもアリです。が、ハイドロキノンの濃度の上限である5パーセントをいきなり処方する皮膚科医は多数派ではなく、肌に負担がかからないようにと濃度4パーセントハイドロキノンにとどめておく医師や、とりあえず最初は3パーセントくらいからと慎重になる医師のほうが多いです。ですので、5パーセントのハイドロキノンにこだわるなら、美容皮膚科を受診するほうが手っ取り早いでしょう。

プラス脇の黒ずみ用レーザーで完璧にすることも。

あとは、ハイドロキノンを処方してもらうことにプラスして、脇の黒ずみ用レーザー治療なども受けてみたいならやはり美容皮膚科を訪れるべきです。3パーセントや4パーセントのハイドロキノンしか処方してもらえなかった上にうちじゃレーザー治療はやってませんなんて言われたらショック過ぎます。
ちなみに、濃度5パーセントのハイドロキノンは個人輸入しようと思えばできます。上限5パーセントの上限はあくまでも日本においてですから濃度5パーセント以上のハイドロキノンだって個人輸入できちゃうんです実は。
だけど、初めて使うなら皮膚科でも美容皮膚科でも日本国内で処方してもらうのが安心安全です。個人輸入することで確実にしかもそれなりに安くハイドロキノンを入手できるとしても、そのハイドロキノンが本当に安全な物なのか誰にもわからないのですから。個人輸入したハイドロキノンで脇の黒ずみが改善すればラッキーですが…ただでさえ黒くて見る度にテンションが下がるのに今よりボロボロな汚ワキになってしまったらと思うとぞっとします。

脇の黒ずみ用トレチノインは美容皮膚科でしか入手不可?

トレチノンはあんまり処方してもらえない?

トレチノインもハイドロキノンと同様に美容皮膚科でないと絶対に処方してもらえないということはありません。が、やはりというかなんというか、皮膚科だとハイドロキノンしか処方しないケースもあります。

それと、ちらっと言いましたが、脇の黒ずみ改善のためにトレチノインを使いたいならハイドロキノンとセットで使いましょう。トレチノインが炎症を引き起こした際に色素沈着してしまうことを予防するためです。どんなにターンオーバーをうながしてもターンオーバーするそばから色素沈着を起こしていたらもっと黒くなってしまいますから。

皮膚科だとトレチノンは弱いかも

皮膚科だとトレチノイン単品で処方されてしまうなどということはないはずです。もし処方されたとしたら、それはおそらく炎症の心配がないくらい低濃度のトレチノインなんだと予想がつきます。低濃度ではないトレチノインを使いたいなら、美容皮膚科のほうが確実ですね。

トレチノンの個人輸入は避けたほうがいいかも

トレチノインも個人輸入できます。が、トレチノインは光や熱に弱く、不安定な成分です。空と海を越えてくるあいだにトレチノインが変質してしまう可能性は非常に高く、変質したトレチノインで脇の黒ずみは改善できませんし、改善できないどころかどんな皮膚トラブルに見舞われるかわかりません。トレチノインも個人輸入する前に美容皮膚科か皮膚科にかかるのがもっとも安全です。

脇の黒ずみのために美容皮膚科でレーザー治療するという選択

レーザーという選択肢とその仕組み

美容皮膚科での脇の黒ずみ治療では、レーザーという選択肢があります。レーザーを使って治療するということです。
レーザーを使うというと、手術のイメージがあったり、黒ずみを力技で除去するイメージがあったり、美容皮膚科で使っているのは弱いレーザーでクリニックや美容外科のほうが強いレーザーを使っているイメージがあったりしませんか?私達はそんなイメージを持っていました。

レーザーにも色々あり、脇の黒ずみ改善に使われるレーザーは手術ほど大がかりな物ではありません。レーザー=光。そして、光を使って美白するのです。
レーザーの光で、黒ずみが起きている皮膚の中の、メラニン色素細胞を破壊!なんて説明をするとちょっと怖いですよね。大丈夫、メラニン色素細胞のみを壊すので皮膚細胞は傷つけられません。
脇を黒ずませている原因を確実に除去したいということであれば、美容皮膚科でもクリニックでも美容外科でもレーザー治療を受けられる医療施設に足を運んでみましょう。ただし、予算ははね上がります。
1回10,000円から20,000円ほどかかり、6回ほど通うことになるので、最低でも60,000円の出費は覚悟しなければなりません。

脇の黒ずみのために美容皮膚科でケミカルピーリングしてみる

ピーリングは、酸で皮膚を溶かしたりはがしたりするケアです。というか、安全な酸を使って、古くなった皮膚を優しく溶かすもしくははがして、新しい皮膚にして、ターンオーバーを高める、というケアです。フェイシャルケアの中ではスペシャルケアに入るかな?というケアではあるものの、特別怖いだとか特別危険だとかはないので、脇の黒ずみ改善のためにピーリングするのはアリですよ。
美容皮膚科でのピーリングは市販のピーリング剤とはレベルが違う酸で行われ、これをケミカルピーリングと言います。もちろん、医師が行うので安全です。
ケミカルピーリングの費用は、安いところでは1回5,000円ほど。高いと20,000円という美容皮膚科も。もっとも多い価格帯は10,000円前後です。1回で終わることはまずないので、レーザー治療より安いとしても数万円はかかるつもりでいてください。
ピーリングはターンオーバーをうながすのでメラニン色素の排出が見込めますし、古くなった皮膚を除去するのでピーリング後に使うケアアイテムの成分が浸透しやすくなるという効果も。脇に黒ずみを持つ乙女達にとっては嬉しい効果ですね。

脇の黒ずみ改善のために美容皮膚科へ行くメリット・デメリット

美容皮膚科で脇の黒ずみをケアするのではなく治療するとなると、メリットもデメリットもあるということがわかりました。そのメリット・デメリットをまとめます。
簡単に言うと、完璧な美ワキになれる可能性が高いのがメリットで、治療費も高いのがデメリットです。

市販品では脇の黒ずみを改善するほどの濃度や含有率が期待できないハイドロキノンとトレチノインを処方してもらえ、ガンコに黒ずんでいるとしてもレーザー治療という希望がある美容皮膚科へ行けば、どんなに真っ黒な脇になっているとしても少しずつでも快方に向かうと言えます。予算より確実性を取りたい人、今までどんなケアをしても黒い脇をキレイにできなかった人、そういう人は1度は美容皮膚科へ行ってみてはどうでしょうか。

ただ、お金はどうしても高くつきます。トータルで100,000円はかかると見ておいたほうがいいでしょう。治療費だけでそれくらいかかるので、遠い美容皮膚科に通うとなると交通費も馬鹿になりません。
近くに美容クリニックや美容外科があるなら、美容皮膚科にこだわらずにそちらを受診するほうが交通費は抑えられます。

 

もしも脇の黒ずみのために美容皮膚科へ行くのであれば

メリットもデメリットもある美容皮膚科。行ってみるのであれば、目についたところにいきなり飛び込むのはやめておきましょう。

○脇の黒ずみ治療のための施術ができると明言している
○ホームページに料金が記載してあって自分が払える価格帯
○良い口コミが多いに越したことはないので良い口コミが多い

そういう美容皮膚科かどうか事前にチェックした上で受診するようにしてください。美容クリニックなり美容外科なり、同内容の治療・施術が受けられるならそちらを受診するのでも大丈夫です。名称がちょっと違うだけで美容皮膚科がもっとも優れているということではないので。

皮膚科なのかクリニックなのか外科なのかという点に目を向けるよりも、保険が効かないということを逆手に取って高額な施術料金にしていないかに目を向けてください。そういうところもなくはないんです。逆に、安かろう悪かろうで、安いと治療内容に不安が生じます。
美容皮膚科(または美容クリニックもしくは美容外科)は脇の黒ずみケアのファーストステップに選ぶにはハードルが高いので、黒ずみケア初心者さんは専用ケアアイテムを使ってから受診するかどうか決めても遅くないですよ。