脇用と限定するとハードルが上がるというか限定しなければ美白クリームってごろごろあるんですよね。それこそ、ちょっと大きいドラッグストアに行けば軽く10種類くらい見つけられます。値段もそんなに高くありません。むしろプチプラ。

そうやっていくつもある美白クリームの中には脇の黒ずみを改善できる物もあるのではないでしょうか。数撃ちゃ当たるじゃないですけども、選択肢は少ないよりは多いほうが改善できる確率が上がるわけで。
そこで、あえて脇用じゃない美白クリームに目を向けてみます。

脇用じゃない美白クリームは脇の黒ずみに使える?

まず始めに。脇用じゃなくても脇に使ってOKなのでしょうか?黒ずみが改善できるかできないかも大事ですが使えるか使えないかも大事なことです。そこをクリアにしないと怖くて使えませんし。
絶対ダメ!ということはありえないです。顔用の美白クリームであれば。なお、体用の美白クリームはドラッグストアで買えるような物は種類があまり多くないので顔用の物を中心に試すつもりでいます。

なぜ顔用の美白クリームなら脇の黒ずみに使うのは絶対ダメではないのかというと、重視すべきは皮膚の薄さ(厚さ)だからです。顔の皮膚は体の皮膚より薄くなっています。そのため、顔用の物を体に使うのは平気でも、体用の物を顔に塗ると刺激を感じたり肌荒れを起こしたりするケースがあります。顔・体用を顔に塗るのも同様です。

私達で言うとB美がそういうタイプで、顔・体用の日焼け止めを顔に塗ったら謎のブツブツができたことがあり、それ以来顔は顔用のちょっと良い日焼け止めを使っていると言っています。
脇は体の中では薄めかもしれないとはいえデリケートゾーンほど皮膚の薄い場所ではなく、顔よりは皮膚が厚いですから、顔用の美白クリームを脇の黒ずみに使うぶんには肌トラブルは起きにくいはずです。

脇の黒ずみに使えそうな美白クリームはたくさんある

脇の黒ずみに使えそうな顔用の美白クリームはとてもたくさんあります。日本国内でスキンケア製品を販売しているメーカーはいくつもありますよね?そして、ひとつのメーカーから複数のブランドが出ているのはめずらしくありません。その複数のブランドすべてに美白ラインがあるわけではなくともかなりの数が美白ラインを作っています。美白というケアはそれくらい需要のあるケアだからです。
例えば、国内最大手化粧品メーカーの資生堂を例に挙げてみると、

  • SHISEIDO GINZA TOKYO
  • エリクシール
  • ベネフィーク
  • HAKU
  • プリオール
  • クレ・ド・ポー ボーテ
  • リバイタル グラナス
  • dプログラム
  • アクアレーベル

代表的なスキンケアブランドだけでもこんなにあり、しかも、

SHISEIDO GINZA TOKYO→ホワイトルーセント
エリクシール→エリクシール ホワイト
ベネフィーク→ベネフィークBM
クレ・ド・ポー ボーテ→名称は特に分かれていないが美白アイテムはアリ
リバイタル グラナス→名称は特に分かれていないが美白アイテムはアリ
dプログラム→スペシャルケアシリーズの中に美白アイテムはアリ
アクアレーベル→青いボトルが美白ライン

こんな風に、美白アイテムを作っていないブランドもあるものの美白ラインや美白アイテムは充実していると言えます。また、HAKUはHAKU自体が美白に特化したブランドです。
資生堂は大きなメーカーですからもっと小さいメーカーだとここまで充実はしていないでしょうけども、日本は美白化粧品の需要も供給も多いので、脇の黒ずみに使えそうな顔用の美白クリームがたくさんあるんです。

脇の黒ずみを美白したいなら顔用美白クリームでもOK

顔用美白クリームを脇に塗るのは問題ない。でも、黒ずみが美白できなければ意味がない。けど、その点は心配ない!ので、どうして心配ないのかの説明をしましょう。
顔用が何を美白するのかと言ったらシミやそばかすですよね?脇用は黒ずみ。ですが、顔には黒ずみが起きにくく、脇にはシミ・そばかすができにくいというだけで、顔用で黒ずみは改善できないし脇用でシミ・そばかすは改善できないのかというとそれは違います。

黒ずんでいるのもシミもそばかすも、メラニン色素由来の肌トラブルです。ですから、メラニン色素を生産しなさいという指令をブロックするとかメラニン色素生産細胞の働きを弱めるとか、そういう美白成分が配合されているなら、顔用だろうが体用だろうが脇用だろうがデリケートゾーン用だろうが黒ずみ改善できるんです。

ただ、シミにしてもそばかすにしても黒ずみにしても、どんなに優秀な美白成分をもってしても、鉛筆で書いた文字を消しゴムで消すみたいに消すことはできません。どうしたってちょっとずつしか改善できないんです。美白業界ではできてしまったシミや黒ずみを改善することはとてもとても大変なのでできないように予防するほうがまだ容易いと言われているくらいです。

だから、美白クリームならどんな物でもちょっと使えばキレイサッパリ改善してくれるのかというとそれも違うんですよね…。それでも、ちゃんとした美白成分が適正な濃度で配合されている美白クリームを脇の黒ずみなどのメラニン色素由来肌トラブルにコツコツ塗り続ければ、もとの肌色に一歩一歩近づいていきます。美白の道は一日にしてならず、ですよ。

脇用じゃないけど美白クリームだから脇黒ずみに使う!①

それでは、脇用じゃない美白クリームの中から良さそうな物をチョイスし、自分達の黒ずみに使ってみた感想と結果です。こちらは、乾燥肌なB美チョイス。

名称:美白クリーム
メーカー/ブランド:花王/キュレル
価格:税別2,800円
用量:40グラム
成分:セラミド、カモミラET

C菜「コレ、顔に使ってみたかったけどちょっと高いからやめたヤツ。使用感は良かったなあ。」

A子「察するにC菜って3,000円以上する物は絶対即決しないでしょ?」

C菜「あたりまえでしょ!」

B美「先に言っちゃうと、私チョイスの中で一番乾燥しなかったのがこれ。かといって、ベタベタもしなかったの。」

A子「確かに、乾燥から守られている感があったね。でも、黒ずみへの効果はどうだった?正直、私はあんまり…。」

B美「私の黒ずみはどうも乾燥しやすい肌質も関わってるみたいで、すこーし改善したかな?」

C菜「私もあんまり。カモミラETって美白成分の中ではマイルドなほうだもんね。」


名称:トランシーノ薬用ホワイトニングリペアクリーム
メーカー/ブランド:第一三共ヘルスケア/トランシーノ
価格:税別4,000円
用量:35グラム
成分:トラネキサム酸、ルイボスエキス

B美「これはね、脇の黒ずみ専用アイテムに使われることが多いトラネキサム酸が配合されてるの。」

A子「そうだね。結構サッパリした使い心地。」

B美「そうなんだよね。私にはサッパリし過ぎてた。トラネキサム酸が効くとしても乾燥を感じてプラマイゼロ。」

C菜「この値段だと専用品買ったほうがコスパが良さそう。」


名称:薬用美白クリーム
メーカー/ブランド:無印良品
価格:税込1,523円
用量:45グラム
成分:ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、ヒアルロン酸

C菜「無印のスキンケアアイテムって初めて使ったけど、まあまあプチプラじゃない?」

A子「そうだね、パッケージにお金をかけていないぶんコストダウンしてるんだろうね。ビタミンC誘導体はハイドロキノンほどじゃないけど還元作用を持ってるからって期待してたんだけどどうだった?」

B美「ハイドロキノンは赤くなっちゃったけどこれは大丈夫だった。けど、うーん、可もなく不可もなくって感じで。」

A子「無印は美白アイテムの中なら美容液が1番好評みたいだからクリームよりそっちのほうが美白アイテムとしては優れてるのかもね。脇の黒ずみを乾燥させないようにするなら美容液よりクリームのほうが保湿できるけど。」


名称:ホワイトアップクリーム
メーカー/ブランド:資生堂/アクアレーベル
価格:税別1,800円
用量:30グラム
成分:m-トラネキサム酸

B美「これもトラネキサム酸配合。」

C菜「なんでmがついてるの?」

A子「ああ、それは、資生堂が独自に開発したトラネキサム酸だから。資生堂の看板美白ブランドのHAKUに配合されてるトラネキサム酸にもmってついてるよ。」

C菜「へえ。あ、そうだ、これリニューアルしたよ。私達が使ったのはリニュ前の。」

B美「すごい、C菜、情報早いね。」

C菜「だってリニューアル後のほうが容量多くなってるんだもん、値段は変わってないのに。」

A子「ああ、悔しかったのね…。それより、脇の黒ずみへの効果は?」

C菜「気持ち改善したかな?ものすごく色が薄くなったわけではないね。」

B美「同じく。」

脇用じゃないけど美白クリームだから脇黒ずみに使う!②

引き続き、脇用じゃない美白クリームの中から良さそうな物をチョイスして自分達の黒ずみに使ってみた感想と結果です。こちらは、財布のヒモの固さに定評のあるC菜チョイス。

名称:美白クリームAR
メーカー/ブランド:ちふれ化粧品/ちふれ
価格:税別1,100円
用量:35グラム
成分:アルブチン

A子「ねえこれどっちのアルブチン?」

C菜「ちふれのはアルファアルブチンのほうだよ。ベータアルブチンより効果が高いヤツ。」

B美「ちふれのはってことはくわしいの?」

C菜「ちふれはプチプラだから割と使う。」

A子「なるほど。脇の黒ずみに使うのは初めて?」

C菜「うん。悪くはなかったけどものすごく良いってほどでもないねー。」

B美「乾燥しなかった点は良かったんだけどね。」


名称:薬用美白クリーム
メーカー/ブランド:常盤薬品工業/なめらか本舗
価格:税別1,000円
用量:50グラム
成分:高純度アルブチン

B美「これさ、美白クリームって商品名だけどオールインワンだって明言されてるんだよね。」

A子「そうそう、買ってから気づいたという…。」

C菜「もしかして乾燥した?オールインワンは乾燥しやすいって言うよね。」

B美「ちょっと乾燥した~。」

C菜「オールインワンって時短のための物だから脇の黒ずみにはあんまりメリットがないね。」


名称:白潤 薬用美白クリーム
メーカー/ブランド:肌ラボ
価格:オープン価格
用量:50グラム
成分:アルブチン、ヒアルロン酸Na、ビタミンC誘導体

B美「これもさ、美白クリームって商品名にはついてるけど、厳密にはジェル状クリーム。」

A子「B美怒ってる?」

B美「べつに怒ってはいないんだけどね。乾燥肌はサッパリさを求めてないってだけ。」

C菜「ちなみにこれはオープン価格ってなってるけどプチプラ。」

A子「50グラムも入ってるのはエライ。でも、脇の黒ずみへの効果がなあ…。」


名称:リフレッシュプラスホワイトニングボディミルク
メーカー/ブランド:ニベア花王/ニベア
価格:オープン価格
用量:150ミリリットル
成分:安定型ビタミンC、ユキノシタエキス、アボカド油

C菜「これは商品名からわかるようにボディ用。プチプラなので選ばせてもらいました。」

A子「B美、どうだった?」

B美「アボカド油のおかげなのか顔に塗ったわけじゃないからか特にトラブルは起きなかったよ。トラブルは起きなかったけど脇の黒ずみに劇的な変化も起きなかった。」

A子「私もそう。」

C菜「全身に使うボディ用だから大容量だし、コスパの良さはダントツなハズ。でも、これまた脇の黒ずみへの効果は微妙。」

脇用じゃないけど美白クリームだから脇黒ずみに使う!③

さらに引き続き、脇用じゃない美白クリームの中から良さそうな物をチョイスして自分達の黒ずみに使ってみた感想と結果です。こちらはA子チョイスで、B美とC菜が刺激を感じて使い続けるのを断念したハイドロキノン配合の物になり、自分のぶんを使い切るまで使用したのちにB美とC菜の使い途中の物も使いました。

名称:プラスナノHQ
メーカー/ブランド:プラスキレイ
価格:税込3,240円
用量:5グラム

ハイドロキノン配合な割にお手頃価格と思いきや、容量の少なさを2度見するレベル。キャンペーンを使うともっと安くなるとはいえ、これを脇に使い続けるのはいったい何本必要になるのか…。
4パーセントハイドロキノンなので、お試しにはいいかもですね。


名称:ホワイトHQクリーム
メーカー/ブランド:サンソリッド
価格:税別 7,000円
用量:30グラム

ちょっとお高めですがこの容量ならまあ納得です。B美とC菜の使いかけを譲り受けたこともあってたっぷりめに使えたので、他のふたつより効果がありました。これも4パーセント濃度のハイドロキノンです。


名称:Qusomeホワイトクリーム1.9
メーカー/ブランド:ビーグレン
価格:税別 6,000円
用量:15グラム

B美が1番長く使い続けていられたハイドロキノン配合製品です。1.9パーセントだからでしょうか?
価格帯も容量も真ん中ラインですし、4パーセント濃度のハイドロキノンを使うのが怖い人や低い濃度から試していきたい人には良いでしょう。

ハイドロキノン配合美白クリームはその他の美白成分配合の物とくらべると効果を実感しやすかったです。ただ、容量が少ないからとケチって使ってしまうとせっかくの効果も実感しにくくなり、さじ加減が難しいです。

脇用じゃない美白クリームを脇の黒ずみに使うリスクの有無

脇用じゃない顔用の美白クリームを脇の黒ずみに使うリスクの有無が、実際に使ってみたことで見えてきました。リスクはあります。

ひとつは、乾燥するかもしれないというリスクです。実際、肌質が乾燥肌だと乾燥を感じた物がありました。
乾燥を感じてしまうとメラニン色素を生産しなさいという指令がいつ出てもおかしくありませんから、脇の黒ずみは悪化することはあっても改善しません。また、乾燥を感じる美白クリームを使っている上に脇部分が服とこすれてしまうと余計に悪化します。

もうひとつは、ハイドロキノン配合の顔用クリームは全顔ではなくシミやそばかすにピンポイントで使う部分用の物があり、そういう物を脇全体に塗ると刺激を感じやすいというリスクです。脇全体に塗って刺激を感じたB美は試しに顔の小さなシミのみに塗ったところ特に刺激を感じなかったと言っています。

脇用じゃない美白クリームを脇の黒ずみに使うと乾燥する?

ところで、脇用じゃない美白クリームを黒ずんでいる部位に塗るとどうして乾燥してしまうのでしょうか?脇だけが乾燥を感じるのでしょうか?
顔の肌がベタつくと髪の毛がくっつきやすいですよね?自分の毛はともかく猫の毛がくっつくからベタつくクリームを使うのをやめたというエピソードを聞いたことがあります。髪の毛やペットの毛がくっついて不快に思う人もいるため、顔用のクリームはあえてベタつかないようになっている物があります。

それと、美白クリームのメイン成分は当然美白成分です。美白成分オンリーだともちろん保湿されませんし、美白クリームなのに美白成分以上に保湿成分が入っていることはないので充分に保湿されずに乾燥を感じることがあります。
まあ、保湿すればOKです。OKですが、脇の黒ずみを目的とするなら美白アイテムと保湿アイテムを重ねづけしなければならないので、2度手間になりますし、2種使い続けるとなればそのぶんコストはかかります。

脇用じゃない美白クリームを脇の黒ずみに使う場合のコスト

脇の黒ずみ改善目的で顔用美白クリームを使う場合のコストはどれくらいかかるのでしょうか。
顔専用の物はプチプラな物が多く、1,000円前後で買える物も多いので、そういう物を選べばコストがかからないように思えます。対して、脇専用の物は専用だけあってプチプラとは言い難く、どうしてもコストがかかるイメージです。

が、しかし、プチプラな物は乾燥を感じたり、乾燥や刺激を感じない代わりに配合されている美白成分がマイルドで脇の黒ずみがなかなか改善しなかったりします。かといって、乾燥も刺激も感じにくくて美白成分もがっつり入っているような顔用の美白クリームは、高い物はハンパなく高いです。それに、例えプチプラな物で地道に脇の黒ずみ改善ケアを続けていくとしても、美白用と保湿用とのアイテムをそろえるとなると例えプチプラでも2倍のコストがかかることになります。

それから、ハイドロキノン配合製品のような容量の少ない物を両脇の黒ずみに使うとなると、コストはかなりかさみます。突き詰めていくと、顔用美白クリームを使えばコストダウンできるとは言えないのです。

脇の黒ずみに使う美白クリームは専用の物がベスト

顔用美白クリームを脇の黒ずみに使うメリットがデメリットを上まわっているなら、諸手を挙げて賛成できるのですが…。今一度まとめると、

     
  • プチプラな物が多い
  •  
  • 顔用でも脇の黒ずみは改善できる
  •  
  • 乾燥を感じることがある
  •  
  • 全顔ではなくピンポイント使用する物(例:ハイドロキノン製品)脇全体に使用すると刺激を感じることがある
  •  
  • 乾燥する場合は保湿アイテムを足すことになって手間もコストも増える
劇的に脇の黒ずみが改善できるならデメリットには目をつむってもいいのでしょうけども、目をつむれるほどの改善はできませんでしたし、継続使用してもそれは変わらないでしょう。だったら、脇の黒ずみ専用の物を単品使用するほうが二度手間になりませんし、何より、プチプラではないとしてもコストに見合う効果が得られるはずで、だったらそっちのほうがいいです。